ヨガ初心者はヨガマットがあった方がいいの?
ヨガマットの種類が多すぎて何がいいかわからない。
ヨガを楽しむためにヨガマットの選び方は重要なポイントの一つ。
しかし、いざヨガマットを買おうとすると素材や長さなど種類が多すぎて何を選んだらいいか迷ってしいますよね?
ヨガマットを選ぶときに大切なポイントが「素材」と「厚さ」
この2点をしっかりおさえれば、あとは目的や予算に合わせて選ぶだけです!
この記事ではヨガ初心者さんが自分に合ったヨガマットを選べるように「素材」と「厚さ」別にヨガマットの選び方を紹介します。
オススメなヨガマットや各商品の予算も紹介するので、ヨガマット選び悩んでいる方は参考にしてくださいね!
- ヨガマットを使うメリット
- 初心者さんにオススメなヨガマット
- ヨガマットの素材の種類
- 目的別ヨガマットの厚さの選び方
- ヨガマットのお手入れ方法
初心者さんがヨガマットを使う3つのメリット
ヨガは特別な道具がなくてもできますが、ヨガマットを使うとポーズの安定性が高まるのでヨガを楽しみやすくなります。
ヨガマットは安いものだと1,000円程度、高くても15,000円程度で購入できます。
ヨガを始めるときはヨガマットが1枚あれば十分。
まだヨガマットを使ったことが無い方のためにヨガマットを使うメリットを解説します。
クッション性があるので体への負担を減らせる
ヨガマットを使う1つめのメリットは、体への負荷を軽減して関節や筋肉への衝撃を減らせること。
ヨガのポーズの中には床にひじやひざをつくポーズがあるので、ヨガマットがないと痛みを感じることがあります。
痛みを感じることなく快適にヨガを楽しむためにも、ヨガマットは必要です。
安定性とバランスの向上
ヨガマットを使う2つ目のメリットは、ポーズを安定させてポーズを深めやすくなるということ。
ヨガは体幹を鍛えるためにバランス力が必要になるポーズをとるときがあります。
そのときに、床が滑るとバランスを崩してポーズを深められなくなり、ヨガの効果が半減してしまいます。
ヨガでバランス力を鍛えるためにも、安全にヨガを楽しむためにもヨガマットがあると集中してポーズを深められるでしょう。
場所を選ばずにヨガができる
ヨガマットを使う3つ目のメリットは、どこでもヨガができるようになるということ。
ヨガマットがあれば自室やヨガスタジオ、旅行先や屋外イベントなど場所を選ばずにヨガができるようになります。
ヨガに慣れてきたら、ぜひ屋外イベントに参加してみてください!公園など外でするヨガは気分爽快でとても気持ちがいいですよ!
ヨガマットが1枚あればヨガの効果を引き出せます。
冷たくて硬い床の上でヨガをしてもリラックス効果は下がってしまいますし、硬い床の上でポーズをとると痛みで集中力が下がってしまうこともあります。
ヨガを楽しむためにも自分に合ったヨガマットを探しましょう!
ヨガマットを素材から選ぶ
ヨガマットってこんなに種類があるんだ!
ヨガマットの素材によって何が違うの?
ヨガマットにはいろいろな素材があります。
ヨガマットの素材によって使用感が違ったり、アレルギーの影響を受けたりすることがあるため、素材の選び方はとても大切です。
アクティブにヨガを楽しみたい方にはグリップ力が強い素材、リラックスやストレッチ系で穏やかにヨガをしたい方にはクッション性のある素材など、目的によっても選ぶ素材が変わります。
目的や場所によってヨガマットを使い分ける場合もありますが、初心者さんは使いやすい素材のヨガマットが1枚あれば十分!
ヨガを楽しむために素材の違いを知って、自分に合ったヨガマットを選びましょう!
ホットヨガにオススメなヨガマット素材:天然ゴム
天然ゴムはグリップ力が非常に高く、滑りにくいので汗をかきやすいホットヨガにオススメな素材です。
耐久性にも優れていて、長期間使用しても劣化が少ないという特徴もあります。
ただし、天然素材であるがゆえに匂いが出る場合があり、アレルギーがある人はかぶれてしまうことも。
匂いはだんだん弱くなりますが、気になる場合はマットを日陰で干しておけばOK。
アレルギーが気になる方は、後で紹介する天然素材のものにするか、ヨガラグを敷いて直接マットに触れないようにしましょう。
天然ゴム素材のヨガマットでおすすめなのがYURENのヨガマット。
無毒天然ゴムが使われていて再利用できる環境にも優しい素材です。
デザインも可愛くて色も選べるので、ファション感覚でかわいいヨガマットを選びたい方にもオススメ。
持ち運び用の収納袋もついているので、とても便利です。
\全国にスタジオがあるホットヨガのロイブ/
最もポピュラーなヨガマットの素材:TPE(熱可塑性エラストマー)
TPEは最も一般的な素材なのでヨガマットの種類やデザインも豊富です。
TPEはのヨガマットの特徴は滑りにくくて耐久性も高く、抗菌性があること。
天然ゴムに比べて匂いが少なく、アレルギー反応も出にくい素材なので皮膚が弱い方も安心して使用できるでしょう。
ただし、天然ゴムに比べるとグリップ力がやや劣るため、ポーズによっては滑ってしまうことも。
似た素材としてはTPEの一週間であるEVA(エチレン酢酸ビニールコポリマー)もあります。
どちらも大きな違いはないので、アレルギーや匂いが気になる方はTPEもしくはEVAの素材をオススメします。
TPEのヨガマットでおすすめなのがAnri&Bebe(アンリベベ)のヨガマットです。
原材料にアレルギーの発生源となるものを含まないTPEが使われているので安心感があります。
リバーシブルでカラーバリエーションが多いので、好みに合わせて選べるのがうれしいところ。
183cmで一般的なヨガマットより大きめサイズなので、アクティブにヨガを楽しみたい方にもおすすめです。
大きくても900gと軽量で持ち運びにも便利です。
安価で購入しやすい素材:PVC(ポリ塩化ビニール)
PVCはプラスチックの一種であり、ヨガマットの中でも比較的安価な素材です。
滑りにくくて耐久性が高いため、初心者向けのマットなどによく使われています。
ただし、劣化しやすく、加工工程でダイオキシンなどの有害物質が発生する場合があるので、長く使いたい方や素材が気になる方にはおすすめできません。
お試しで安く買いたい方や持ち運び用などセカンド使いにおすすめな素材です。
PVCのヨガマットでは「リノミライ」のマットがオススメです。
お値段が1,880円と安価なのに厚さが8mmあり、クッション性に優れているので初心者の方も使いやすいでしょう。
天然素材にこだわりたい方にオススメ:ジュート(麻)
天然素材にこだわりたい方にオススメなヨガマットの素材がジュート(麻)です。
ジュートは環境に優しい天然素材のひとつで、汗などの水分を吸収しやすい素材です。
また、滑りにくくグリップ力があり耐久性も高いため、アクティブにヨガを楽しみたい方にオススメ。
ただし、ジュートのヨガマットは他の素材と比べて乾燥しにくくカビが生えやすいため、汗をかきやすいホットヨガには向きません。
汗などで濡れたときはしっかり拭いて、日陰でしっかり干すようにしましょう。
ジュート素材でオススメなヨガマットは「HM(ハガーマガー)」のサットヴァジュートマット。
耐久性が高く重量も1.4kgと軽いので持ち運びにも便利です。
返品保証もついているので、ヨガ初心者さんで天然素材にこだわりたい方にオススメなヨガマットです。
ヨガマットの素材はたくさんの種類があるので、それぞれの特徴を理解して、体質や目的に合わせて自分に合ったものを選びましょう。
ヨガマットを厚さで選ぶ
ヨガマットを選ぶときに素材と合わせて、もう一つ重要なポイントがヨガマットの「厚さ」です。
適切な厚みを選ぶことでヨガのポーズの安定性がアップし、体への負担も軽減できます。
ヨガマットの厚みは3mm〜6mm程度が一般的。
ヨガをする目的やヨガマットの用途によってマットの厚みの選び方が変わります。
ヨガ初心者さんはこれから紹介する内容を参考に目的や用途に合わせて選んでくださいね!
持ち運び用に最適なヨガマットの厚み:3mm〜4mm
5mm未満のヨガマットは軽量なものが多いので、持ち運び用に便利です。
スタジオに持ち運ぶ機会が多い方や、まず安いヨガマットで試してみたいという方にオススメです。
また自宅使いで自宅に絨毯が敷いてある場合は、薄手のヨガマットでも十分。
ただし、ひじやひざをついて重心をかけるポーズの時は痛みを感じることがあるので、痛みを感じるときは、ヨガラグやタオルなどを敷いて痛みを軽減しましょう。
1枚はあると便利:5mm〜6mm
一番オススメなヨガマットの素材は5mm〜6mmのヨガマットです。
5mm〜6mmの場所を選ばずヨガをすることができ、収納時もかさばらないので一番オススメな厚さです。
迷ったときは5mm〜6mmの厚さのヨガマットを選びましょう。
デザインや素材が豊富で価格帯も広いので、予算や目的に合わせて選びやすいでしょう。
ヨガをはじめたときに3mmの薄いヨガマットを購入しましたが、ひじをついたときに痛かったので、今は5mmのマットを愛用しています。
わたしが使っているヨガマットはヨガワークスのヨガマットです。
適度なグリップ感があるのに、1.3kgしかないので持ち運びも便利!
耐久性にも優れていて自宅やホットヨガのスタジオで4年以上使っていますが全く劣化していません。
長く使えるヨガマットがほしい方はこちらのヨガマットがオススメです。
リラックス系のヨガにピッタリ:7mm〜
厚手のヨガマットはクッション性に優れているので、痛みを感じやすい方やリラックス系のヨガを楽しみたい方にオススメです。
また厚手のヨガマットは防音性も期待できるので、マンションやアパートなど音が気になる方も厚手のヨガマットを選ぶと良いでしょう。
ただし、厚みがあるとバランスをとりずらくなることがあります。
積極的にバランスポーズや難しいポーズにも挑戦したい方は、標準的な厚さのヨガマットの方が使いやすいでしょう。
ヨガマットの長さについて
ヨガは寝転んでリラックスしたり伸びをしたりするので、自分の身長+αの長さがあるものを選びましょう。
ヨガマットの長さは17cm×60cmが一般的ですが、身長に合わせることが大切です。
・身長が160cm未満の方:長さ160cm程度のヨガマット
・身長が160cm〜180cmの方:長さ180cm程度のヨガマット
・身長が180cm以上の方:長さ200cm程度のヨガマット
ヨガマットの幅は女性の方なら標準の60cmあれば十分です。
ヨガマットの長さと幅は、自分の身長やポーズに合わせて選ぶことが重要です。
より効果的かつ快適なヨガライフを送るために適切なサイズのヨガマットを使いましょう!
ヨガマットの価格
ヨガマットの価格は素材や厚み、長さ、グリップ性などの要素によって異なります。
安価なヨガマットは1,000円〜2,000円程度、高級なものは10,000円以上で販売されています。
安価なヨガマットの場合、PVC素材やEVA素材が使用されており、グリップ性や耐久性に欠けることが多いです。
また、厚みが薄くクッション性に乏しいため、痛みを感じやすいことも。
一方、高級なヨガマットは天然ゴムやポリウレタン素材が使用されており、グリップ性や耐久性に優れています。
また、厚みがあると痛みを感じにくい分、快適にヨガをすることができるでしょう。
ヨガは継続するほど効果を得られやすいので、長く続けるためにも自分にあったヨガマットをしっかり選ぶことが大切です。
しかし、ヨガ初心者さんがお試しで買いたい場合は安価なものでもOK。
素材と厚みを考慮して3,000円〜5,000円程度のヨガマットを選ぶと、コストパフォーマンスに優れており初心者さんにもおすすめです。
また、スタジオによってはヨガマットを無料で貸し出していることもあるので、レンタルを活用して自分に合う長さや素材を選ぶとよいでしょう。
ヨガマットのお手入れについて
ヨガマットを長持ちさせて清潔に保つためにもお手入れは大切です。
お手入れといってもとっても簡単です。
ヨガマットを使う前後で水と中性洗剤を混ぜた液体をスプレーして、布で拭き取るだけ。
ホットヨガの場合や水分を含みやすい素材の場合は、さらに陰干しするとよいでしょう。
外ヨガをしたときなど、汚れを落としたいときは水に少量の酢を混ぜたものを布に含ませてマットを拭けば汚れを落としやすくなりますよ!
自分に合ったヨガマットを選んでヨガを楽しもう
ヨガマットはヨガを安全に楽しむためには必要なアイテムです。
ヨガ初心者さんは素材や予算に合わせて1枚ヨガマットがあれば十分です!
ヨガマットはデザインやカラーも豊富なので、アレルギーや特別なこだわりがない方はデザインで選んでみるとお気に入りの1枚を見つけやすいでしょう。
今回は通販で購入できるヨガマットを紹介しましたが「実際に見てみたい」という方はスポーツ用品店のヨガコーナーで実物を確認してみてくださいね!
今回の記事を参考にあなたにピッタリなヨガマットを見つけてヨガを楽しみましょう!
\全国にスタジオがあるホットヨガのロイブ/
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